応用情報技術者試験勉強方法
応用情報技術者試験を8回目の試験(令和4年春期)でやっと合格したのでどのように勉強してきたかを公開します。
これから挑戦しようとしている方、何度か挑戦していてもなかなか合格できない方などに少しでも参考になれば幸いです。
私のスペック
1972年生まれ。
最終学歴:高卒(情報系の短大中退)
職業:店舗のレジや社内のPCなどのサポートを2008年11月~
子供3人
持っている資格
ITIL V3 ファンデーション(2010年)
ITパスポート(2010年)
基本情報技術者試験(2012年)
合格までの推移
勉強時間 | 得点 | 選択分野 | |
---|---|---|---|
平成25年 秋期 | 50時間? | 不明 | プログラミング ネットワーク データベース 組込みシステム開発 情報セキュリティ 情報システム開発 |
平成30年 春期 | 50時間? | 34点 | 情報セキュリティ プログラミング ネットワーク データベース 組込みシステム開発 |
平成30年 秋期 | 203時間 | 54点 | 情報セキュリティ プログラミング ネットワーク 組込みシステム開発 情報システム開発 |
平成31年 春期 | 133時間 | 50点 | 情報セキュリティ プログラミング ネットワーク 組込みシステム開発 情報システム開発 |
令和元年 秋期 | 88時間 | 49点 | 情報セキュリティ システムアーキテクチャ ネットワーク 組込みシステム開発 情報システム開発 |
令和2年 秋期 | 121時間 | 55点 | 情報セキュリティ システムアーキテクチャ ネットワーク 組込みシステム開発 サービスマネジメント |
令和3年 秋期 | 194時間 | 59点 | 情報セキュリティ ネットワーク プロジェクトマネジメント サービスマネジメント システム監査 |
令和4年 春期 | 132時間 | 70点 | 情報セキュリティ ネットワーク プロジェクトマネジメント サービスマネジメント システム監査 |
まず自分には「SEになりたい!」って気持ちがあって、平成25年 秋期~令和元年 秋期までは それ系の分野を選択していました。
しかしいくら勉強してもなかなか点数が伸びなかったので、令和2年 秋期に自分の仕事の分野でもある サービスマネジメントを選択したところ、今までの中でも一番いい点数が取れました。
そこで令和3年 秋期に合格のためにこだわりを捨ててしまおうと思い いわゆる文系問題のほうを選択してみたところ59点とあと一歩のところまで点数が取れたので 令和4年 春期に再度同じ分野を選択して挑戦したところやっと合格することができました。
(ネットワークは割と点数が取れることが多かったのでそのまま残しました)
合格までの勉強方法
1回目(平成25年 秋期)の挑戦時
上記の本を購入し勉強しました。
画像真ん中の本は当時は読んでも全く内容が入って来なかった記憶があります。
とりあえず掲載されている問題を解いて解説を読むという勉強方法でした。
ただこのときはどの分野もいまいちピンと来てない感がありました。
約5ヵ月間、休みの日に1時間勉強し合計約50時間の勉強時間で挑みました。
プログラミング、ネットワーク、データベース、組込みシステム開発、情報セキュリティ、情報システム開発 を選択しましたが、結果不合格となりました。 ※結果が分かるものを残していなかったため点数などの詳細は不明です。
2回目(平成30年 春期)の挑戦時
前回の試験で購入した本+アルゴリズムを重点的に勉強しようと思いアルゴリズムの本も購入しました。
このときも午後の勉強方法は前回の試験時と変わらずだったと思います。
午前の勉強は こちらのサイトの「過去問道場」で勉強させていただきました。
試験前までの午前の正解率は69.3%でした。
勉強の期間は忘れましたが、、休みの日に1時間勉強し合計約50時間の勉強時間で挑みました。
情報セキュリティ、プログラミング、ネットワーク、データベース、組込みシステム開発 を選択しましたが 午前:61.25点 午後:34.00点 で不合格となりました。
試験概要を確認せずに試験に挑んだので情報セキュリティが必須項目になっていて驚きました。
3回目(平成30年 秋期)の挑戦時
前回まで使用していた上記4冊に加えて
新たにこちらの2冊を購入しました。
キタミ式は午後で点数を取るためには先ずは午前分野をを深く理解しなければならない、
緑本は以前購入したものが結構年数が経過してるのと、直近の問題の解説がされている、という理由で購入しました。
5月~6月の2ヶ月間は
午前分野の理解のためにこれら3冊をひたすら読み込みました。
7月~試験日までは緑本とIPAのサイトで過去問を解き、間違った部分に関しては こちらのサイトやインターネットで解説を探し 解説を見る、ということを繰り返しました。
また、これまでの2回の試験までは圧倒的に勉強時間が足りなかったと思い 約半年間で200時間を目標に勉強を続けました。
午前の勉強は こちらのサイトの 「過去問道場」で勉強させていただきました。
試験前までの午前の正解率は81.0%でした。
情報セキュリティ、プログラミング、ネットワーク、組込みシステム開発、情報システム開発 を選択しましたが 午前:65.00点 午後:54.00点 で不合格となりました。
自己採点では合格圏内だったので非常に悔しい思いをしました。
4回目(平成31年 春期)の挑戦時
前回と同じ本を使用して勉強しました。
合格発表後に勉強を始めたので約4ヶ月間の勉強期間でした。
先ずは午前分野の理解のためにこれら3冊を2周読み込みました。
その後、試験日までは緑本とIPAのサイトで過去問を解き、間違った部分に関しては こちらのサイトやインターネットで解説を探し 解説を見る、ということを繰り返しました。
また、問題文中にわからない言葉が出てきたときはネットで検索して言葉の意味を理解することもしました
約4ヶ月間で133時間勉強を続けました。
午前の勉強は こちらのサイトの 「過去問道場」で勉強させていただきました。
試験前までの午前の正解率は85.3%でした。
情報セキュリティ、プログラミング、ネットワーク、組込みシステム開発、情報システム開発 を選択しましたが 午前:72.50点 午後:50.00点 で不合格となりました。 (画像が不鮮明で申し訳ございません)
今回は自己採点でも合格点では無かったのですが、底上げを期待してみましたがやはりダメでした。
5回目(令和元年 秋期)の挑戦時
前回と同じ本を使用して勉強しました。
合格発表後に勉強を始めたので約4ヶ月間の勉強期間でした。
先ずは午前分野の理解のためにこれら3冊を2周読み込みました。
その後、試験日までは緑本とIPAのサイトで過去問を解き、間違った部分に関しては こちらのサイトやインターネットで解説を探し 解説を見る、ということを繰り返しました。
また、問題文中にわからない言葉が出てきたときはネットで検索して言葉の意味を理解することもしました
約4ヶ月間で88時間勉強を続けました。
午前の勉強は こちらのサイトの 「過去問道場」で勉強させていただきました。
試験前までの午前の正解率は84.0%でした。
情報セキュリティ、システムアーキテクチャ、ネットワーク、組込みシステム開発、情報システム開発 を選択しましたが 午前:75.00点 午後:49.00点 で不合格となりました。
プログラミングではこれ以上、点数が取れないと判断し、システムアーキテクチャに変更してみましたが 何度も落ちて気落ちしてたこともあり勉強時間も今までで一番少なかったため午後の得点も 今までで一番低い点数となりました。
今まで自己採点をして合格発表までもやもやした気分でいましたが、それが嫌になったので 今回からは自己採点はしないようにしました
6回目(令和2年 秋期)の挑戦時
前回と同じ本を使用して勉強しました。
合格発表後に勉強を始めましたが、コロナの影響で春の試験が中止となったので約10ヶ月間の勉強期間でしたが 秋まで時間ができたという妙な安心感で中だるみで勉強しなかった期間もあり 実際には約7ヶ月間の勉強期間だったと思います。
先ずは午前分野の理解のためにこれら3冊を2周読み込みました。
また、今回からはプログラミングと同様、あまり点数の伸びが期待できなかった「情報システム開発」を 自分の仕事とも関係する「サービスマネジメント」に変更することにしました。
「情報セキュリティ」「ネットワーク」「サービスマネジメント」に関しては こちらのサイトで 該当分野の午前問題を回答する→解説を読み込むというのも何度も繰り返しました。
その後、試験日までは緑本とIPAのサイトで過去問を解き、間違った部分に関しては こちらのサイトやインターネットで解説を探し解説を見る、ということを繰り返しました。
また、問題文中にわからない言葉が出てきたときはネットで検索して言葉の意味を理解することもしました
約10ヶ月間で121時間勉強を続けました。
午前の勉強は こちらのサイトの 「過去問道場」で勉強させていただきました。
今回からは会社から社用携帯が支給されたことにより、帰宅時の電車内でスマホを使って勉強しました(約10分程度)
試験前までの午前の正解率は82.4%でした。
情報セキュリティ、システムアーキテクチャ、ネットワーク、組込みシステム開発、サービスマネジメント を選択しましたが 午前:72.50点 午後:55.00点 で不合格となりました。
今回、午後が3回目の挑戦に次ぐ55点という点数が取れたので、非常に嬉しく思いました。
この段階でとにかく合格したいなら背に腹は代えられない、理系問題に拘っていてはいけない、と思い、 次回受験する分野をネットワーク、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査 に変更することにしました。
7回目(令和3年 秋期)の挑戦時
前回まで勉強に使用していたこちらの3冊を残し
新たにこちらの3冊を購入して勉強しました。
今回は新しい分野を勉強することになったので、春の試験は飛ばして秋の試験を目指し 約10か月をかけて勉強することにしました。
そして今回は受験する分野を 情報セキュリティ、ネットワーク、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査 に変更しました
先ず最初の3ヵ月は、これらの本の受験する分野の部分を2周読み込み、 こちらのサイトで該当分野の午前問題を回答する→解説を読み込むというのも何度も繰り返しました。
4ヵ月目からは、緑本とIPAのサイトで過去問を解き、間違った部分に関しては こちらのサイトやインターネットで解説を探し解説を見る、ということを繰り返しました。
また今回からは間違った問題の解説、若しくは回答をスプレッドシートにコピペして それを試験日まで毎日読み返す、ということもしました。
約10ヶ月間で194時間勉強を続けました。
午前の勉強は こちらのサイトの「過去問道場」で勉強させていただきました。
今回も帰宅時の電車内でスマホを使って勉強しました(約10分程度)
試験前までの午前の正解率は82.4%でした。
また、今回は試験1ヵ月前に春の試験問題に挑戦しましたが、6割に満たない回答率でした。
情報セキュリティ、ネットワーク、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査
を選択しましたが 午前:65.00点 午後:59.00点 で不合格となりました。
今回、午後が過去最高得点の59点でした。あと1点で合格という非常に悔しい思いをしました。
このままの勢いを保とうと思い、次回の春期に受験することを決めました。
8回目(令和4年 春期)の挑戦時
前回使用していたこちらの6冊を使って勉強しました。
今回は不合格と分かった日から勉強を始め約4ヵ月間で132時間の勉強時間でした。
先ずこれらの本の受験する分野の部分を1周読み込みました
試験日1ヵ月前からは、緑本とIPAのサイトで過去問を解き、間違った部分に関しては こちらのサイトやインターネットで解説を探し解説を見る、ということを繰り返しました。
そして今回も間違った問題の解説、若しくは回答をスプレッドシートにコピペして それを試験日まで約30分毎日読み返す、ということもしました。
また今回は こちらのサイトの 掲示板に投稿された 「AgentTaka流午後突破の6F1S作戦」を参考にさせていただき以下のことを行いました。
①こちらの副読本を購入し、試験までに3周読む。
②システム監査基準を試験までに3周読む。
③IPAのサイト内の 「応用情報技術者試験(レベル3)」シラバスを 受験する分野の部分を読み込み、わからない単語があれば意味をスプレッドシートに書き込む、を行い それを試験日まで約30分毎日読み返す、ということをしました。
特にシラバスは前回の試験でまさにそのままの言葉が出題されており、59点であと1点で不合格だったということもあり ここをきちんと学習することが合格へのカギになると考えて重要視しました。
午前の勉強は こちらのサイトの「過去問道場」で勉強させていただきました。
今回も帰宅時の電車内でスマホを使って勉強しました(約10分程度)
試験前までの午前の正解率は82.5%でした。
情報セキュリティ、ネットワーク、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査
を選択し 午前:65.00点 午後:70.00点 で晴れて合格しました!!
以上が8回にも及ぶ私の応用情報技術者試験の挑戦の経緯となります。
受験を考えている方々に少しでも参考になれば幸いです。
戦友たち
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